こんにちは、はたお。です。
私は理系エンジニアとして働いていますが、力学が苦手で、ベクトルの計算に苦労しています。
感想ですが、力学が好きな人は、支柱の組み方が上手で、畑でも成功しやすいかもしれませんね。
今日の講座は「無農薬野菜・大量収穫に不可欠な支柱の立て方」ですので、
力学が得意な方はぜひアドバイスよろしくお願いします!
この記事では、「忙しい現代人の最強の味方。支柱の選び方と立て方」について解説します。
- そもそも支柱って、なんのことなん?
- どんな効果があると?えっ、無農薬野菜・大量収穫に効果があると?
- どんな種類の支柱を選ぶとよかと?
このように疑問に感じている方のために、わかりやすく解説していきます!
具体的には、つぎの通りです。
- 支柱は、植物が生育するときに、支える棒のこと!
- 光合成を効率よくすることで大量収穫の効果や地面から離れることで病害虫の被害を抑える効果があります。
- 初心者や忙しく畑にいく頻度が少ない方には、倒れにくいU字型の支柱をオススメします!
支柱は、大量収穫&無農薬栽培の強い味方なので、ぜひ活用していきましょう!
それでは、Let’s Go!
1、支柱とは?
畑で使う支柱は、植物の成長をサポートするために使う器具です。
特に、トマトやキュウリなどのつる植物では必ず使用しましょう。
支柱は、竹や木材、金属、プラスチックなど様々な素材で作られ、高さや形状も多様です。
1-1. 畑で支柱が担う役割
植物が風で倒れたり、病気にかかるリスクを減らし、収穫量を向上させる役割があります。
支柱は地面にしっかりと固定し、植物の茎を結ぶことで、安定した成長環境を提供します。
使用する際は、植物の種類や成長段階に応じた適切な支柱を選ぶことが重要です。
1-2. 支柱の種類
畑で使う支柱には主に棒状のタイプとU字型のタイプがあります。
①棒状の支柱:竹や木材、金属製で、まっすぐ立てて植物を支えます。このタイプは、トマトやキュウリなどのつる植物に適しています。棒状の支柱は、植物をしっかりと固定でき、成長に伴って適宜結束することが可能です。設置が簡単で、狭いスペースでも使いやすい利点があります。
②U字型の支柱:地面にUの形で埋め込まれた支柱で、特に広がる植物や重い果実を持つ植物に向いています。安定性が高く、風などの外的要因にも強いのが特徴です。ただし、設置には少し手間がかかり、取り扱いが難しい場合があります。
総じて、棒状は簡便さがあり、U字型は安定性に優れています。
それぞれの特性を考慮して、使う植物や環境に応じて選ぶと良いでしょう。
1-3. 私の体験談
レンタル畑は、ベランダ菜園と大きく違う点があります。それは風です。
360度遮るものがなく、植物がお日様の光を浴び続けられるのはよいのですが、
遮るものがないので、風がとんでもなく強いです。脆弱な装備品ではあっという間に壊れます。
私が風でやり直しになったことがあるものをご紹介
①防草シート・マルチングシート
私が初めてマルチングシートを使ったときは、抑えピンが足りず、風で外れたりしていました。
マルチングシートは、抑えピンを45cm程度(大股ではなく、小股で一歩くらい)の間隔で、
防草シートも、80cm間隔(大股一歩ほど)で、しっかりと数を使って固定しましょう。
②支柱
ゴーヤやきゅうりのように、つるで生い茂る野菜の支柱は注意が必要です。
葉っぱが生い茂って、面で風を受けるため、非常に崩れやすいです。
崩れてしまうと、それを復旧させる作業が必要になり、どうしても時間がかかってしまいます。
また直そうとすると、植物にも負荷をかけてしまうことになります。
風で崩れたところを直す時間は極力減らせるようにしましょう!
2. 私がオススメする支柱はコレ!
2-1. 結論、U字型で決まり!
私は、少しコストがかさみますが、U字型のプラスチック製のしっかりしたものをお勧めします。
また棒状を組み合わせることで、植えた野菜に適した形状に仕上げることができます。
2-2. 私が考えるU字型支柱の方が棒状より優れる理由
大きな理由は、強度(安定感)と耐久性です。
ゴーヤなどつるを伸ばして大きく育ち、たくさんの実をつける植物も崩れず、支えてくれます。
また数年使っても、その強度が維持されているところは、感謝です。
プラスチック製U字型の支柱が優れている点:
1. 強度(安定性):U字型は地面に2箇所埋め込むことで、1面方向が安定します。これに、追加で横どうしを接続することで、2面方向で安定するため、素人でも非常に強固な構造に組み上げることができます。
2. 耐久性:竹製のものを使っていた時期もあるのですが、2年も使うと根本で折れてしまったりして、やり直しになることがありました。環境意識は大切ではありますが、毎年交換するのもエコなのか?と考えるようになり、今ではプラスチック製のものを毎年少しずつ増やしています。畑の初年度に買ったものが今でも現役なので、長く使うことを考えると耐久性も重要です。
3. 取り付けの簡便さ:U字型の支柱は、地面に押し込むだけで設置できるため、作業が簡単で迅速です。棒状のもので組み上げることも可能ですが、素人では安定感にかけることが多いです。
これらの点から、U字型の支柱は特に高い安定性と効率性を求める場合に適しています。
といっても、棒状を使わないのではなく、構造として全体を支える部分にU字型を使用し、それぞれを繋ぐものとして棒状を活用します。
みなさんも自分で育てる作物に合わせて、アレンジしてみてくださいね!
2-3. 具体的な設置方法のコツ
畑で使う支柱の設置方法を以下のステップに分けて説明します。
用意するもの
・U字型支柱:幅80cm×高さ180cm、プラスチック製 × 個数(畝の長さ(m) / 1.8 m +1)
・棒状支柱:高さ180cm、プラスチック製 × 必要個数(野菜を植える数+畝の長さ(m) / 1.8 m)
Step 1:U字型支柱の設置
180cmの棒がくくりつけられるくらいの幅(160cmくらいで、10cm程度はみ出すくらい)にU字型支柱を設置していきます。棒状でやぐらを組む場合も同様で、構造になる部分を最初に設置するのがお勧めです。
Step 2:植物用の支柱の設置
植物1個ずつに対して1本ずつ棒状の支柱を設置します。オススメは180cmタイプで、地面に20〜30cm程度差し込むとよいです。そうすると、自分の背丈よりは低く、収穫作業がしやすいです。それ以上に高いと、台風などで崩れる可能性が高くなります。この辺りは色々と試しながら、トライしてみてください。
Step 3:横棒の設置
U字型支柱を安定させるために、横棒を設置します。
Step 4:タイラップで固定
固定は、紐ではなくタイラップ(結束バンド)でしっかりと止めることがオススメです。
私も最初の頃は、紐を使っていたのですが、よく崩れていました。
タイラップは、私のような素人でも簡単にきつくしばることができ、作業時間も短縮できました。
100均やアマゾンにあるので、ぜひ試してみてください。
Step 5:定期的なチェック
植物の成長に合わせて、不足していれば支柱を足すなど調整しましょう。
タイラップが切れていたりもするので、少し揺らしてみるとわかりやすいです。
だんだんと弛んでくるものでもあるので、野菜を愛でるついでに、支柱も確認しておきましょう!
まとめ:
U字型支柱の効果をご理解いただけましたか?
U字型支柱は、私たち素人畑人でも無農薬野菜・大量収穫を実現するサポートをしてくれます。
種類が多い支柱の中では、
- プラスチック製
- 幅80cm×高さ180cmタイプ
がオススメで、これに適切な本数の棒状タイプを組み合わせていきましょう!
このU字型支柱を使って、無農薬で大量収穫を楽しんでくださいね。
じゃ、終わり。Bye-Bye!