こんにちは、はたお。です。
私は会社員として働きながら、5年以上の趣味で家庭菜園や畑を継続してきました。
その結果、残業80時間近くで忙しくても、年間で10万円以上の野菜を収穫することができています。
このブログでは、私の畑での取り組みや忙しい日常の中での家庭菜園の楽しさをお伝えしていきます。
ぜひ一緒に、畑や家庭菜園の魅力を探求していきましょう!
記念すべき初回の当記事では、最初の導入として、
「素人が年間10万円分の野菜を作れるのか?」というテーマで解説します。
- 趣味で畑を始めたいけど、素人でも年間10万円分の野菜って作れるのだろうか?
このように疑問に感じている方のために、わかりやすく解説していきます!
結論は、つぎの通りです。
- 机上の計算では、つぎの式で計算して達成可能
- 収穫量(yen)=価格(yen/kg) × 収穫量 kg/m2 × 植える面積 m2 × 回数数
- 「ほったらかし週1作業で、無農薬の野菜を年間10万円以上と大量に収穫する畑」をテーマに必要な情報を本サイトにまとめていきます。
まずは、私が趣味に畑を選んだ理由と目標をご紹介していきます。
大量収穫&無農薬栽培へ向けて、ぜひ一緒に学んでいきましょう!
それではLet’s Go!
1. 導入
1-1. 私がレンタル畑を知ったきっかけは?
実は、嫁ちゃんに怒られたことでした。
当時、私の自宅がマンション1階だったので、休暇に頑張って庭を綺麗にしました。

そんなある日、スーパーでトマトの苗を見つけました。
「俺、Nintendo Switchの牧場物語や島クリエイトで、トマト育てたことはあるよな。」
「でも、植物に触るなんて、小学生以来だろうか。できるだろうか。。。」
そんなことを考えていると、そこにある68円の苗は「私に育てろ!」と訴えてくるんです。
仮に失敗したとして、なんのリスクがあるだろうか?。
でも一応のリスク分散として買ったトマトは3苗。ビビりながら、早速、庭で育ててみました。
そのあと、初めて収穫できた真っ赤なトマト。
「えっまじで美味くない?」と自画自賛でした。今も忘れはしません。
樹上熟成の味が濃いことを初めて知った瞬間でした。
嬉しくて嬉しくて、ピーマンに、バジルに、庭にどんどんと増えていく野菜たち。

それをみた嫁は、、、
「もうやめて。ベランダを畑にしないで。庭は庭。」、、、最終的に、怒られちゃいました。
確かに庭なのでゆったりする場所でした。私が悪かったです。
ただそこで終わらず、嫁は「そんなにハマったなら、市民農園とか借りてみたら?」と天使の声。
調べてみると、家から車ですぐのあたりに畑が借りられることを知りました。
私のおこづかいでも畑って借りれる。(笑)
その日のうちにアポを取り、見学と説明を受け、さっそく申し込みしました。やってみると意外とハマるもんですね〜。
そんな中、1年目、2年目・・・と年数を重ねていくうちに、
- どうせやるなら、美味しい野菜をたくさん収穫したい。
- 無農薬で育てるにはどうしたらいいんだろう。
- 会社員で80h残業をしながらでも継続したいから、効率よくやりたい。
と、本やYoutubeで学びながら、どんどんと試行錯誤するようになりました。
エンジニアの癖なのか、カイゼン活動とトライ&エラーには慣れたものです。
1-2. 10万円分を目標にしたのは、我が家の家計簿から。
我が家は、どちらかというと野菜が好きでよく食べる家系だと思っています。
トマト、ねぎ、葉物、たまねぎに、だいこん、山芋などなど!毎週たくさん買います。
我家はトマト大好きなので、冬でもミニトマト・大玉トマトを1パック300円でも絶対買っています。
ですので、週に2000円以上=年間に計算すると10万円くらいは買っている計算です。
加えて、野菜の価格って、年々あがってますよね!今日もスーパーで感じました。
安い海外製の野菜もあるけど、円高も進んでるし、できれば国産が嬉しいです。
実際、育ててみると、ほとんど作業はできなくても植物は立派に成長することがわかりました。
なので、我が家は、自然の力を信じた基本ほったらかし栽培を戦略として掲げています。
(決してサボっているわけではございません。。。)
大事なのは、ほんのちょっとだけお手伝いしてあげるだけ。
それで、びっくりするくらい収穫できることもあります。
農家ではないので、多少失敗したり、変な形のナスが育っても大丈夫。
そんなのも野菜ごろごろカレーにして食べれば栄養満点で美味しいものです。
無農薬でうまく育てられれば、健康的で低価格!
実際に育ててみるとよくわかるのですが、無農薬の野菜ってムシさんが美味しそうに食べてるんですよね。でもスーパーのお野菜って、ムシさんがかじったところとかないですよね・・・。
これがいいのか悪いのかは、一長一短があると思います。
1-3. はたお。のレンタル畑のテーマ

”無農薬の野菜をできるだけほったらかし作業でたくさん収穫する畑のノウハウ”というのが
私が趣味で畑を実践していく中で編み出したい技・畑のテーマになります。
1-4. 一般の家庭が野菜を購入する年間合計費用
我が家の野菜の消費量は、一般と比べてどうなのかが気になったので、統計データをみてみました。
その結果、
年間7.5~12.4万円が相場
とのことです。
もちろん家族の人数にもよりますが、どの家庭も年間10万円近く野菜を購入しているようです。
なので実は各家庭が10万円分くらいの野菜を育てるようになれば、計算上では日本の野菜自給率は100%になる計算なのです。驚き!?
1-4. 趣味の畑が節約の効果!?
少し脱線しますが、本:「黄金の羽」で紹介された資産を増やすための黄金則
「資産=収入ー支出+貯蓄×投資比率」は、私がとても大事にしている考え方です。

年収を10万円UPすることと支出を年10万円削減することは同じこと。
ただし、その難易度は、収入UPよりも節約の方が圧倒的にカンタンです。
支出を抑える=けちけちするのは嫌だけど、趣味の延長でなら実戦しやすい手段です。
なお、野菜が多く収穫でき過ぎたときは、ぜひ近所にお裾分けしましょう!
実は心理学の世界でも、「人にもらうよりも、人に何かあげたほうが幸せを感じられる」ということが証明されています。私も、ギブの精神を大事にしていますが、結果的にとても嬉しいお返しをいただき、エビで鯛を釣った経験もたくさんありました。みんなで感謝の連鎖が起きる世界にしていきましょう。
2. 戦略
2-1. 10万円分の野菜を作るためには? 〜基礎編〜
畑で育てられる野菜の収穫量は、こちらの方程式で求めることができます。
収穫量(yen)=価格(yen/kg) × 収穫量 kg/m2 × 植える面積 m2 × 回数数
要は、
- 単価(1kgあたりの価格)が高い野菜ほど、目標達成!
- 収量(1m2あたりの収穫量)が大きい野菜ほど、目標達成!
- 回転数(収穫までの日数が短く、何度も植えられる)が多い野菜ほど、目標達成!
ということです。まずは、目標は紙の上で成り立つか?を考えましょう!
2-2. 10万円分の野菜を作るためには? 〜応用編〜
これだけで終わってしまうとつまらないので、もう少し応用編です。
例えば、経営の計算式では、
- 収入=単価×人数×回転率orリピート率
- 収入=影響力×ファンの数(芸能人がわかりやすい)
- 収入=情熱×経済性×No.1か?Only1か? など、いろいろありますよね。
私は、これらの式を野菜作りにも十分応用しました。
例えば、つぎのような式に置き換えて考えました。
- 収穫量(yen)=価格(yen/kg) × 収穫量 kg/m2 × 植える面積 m2 × 回数数
- 収穫量(yen)=好きな野菜 × 家族でその野菜が好きな人数
- 収穫量(yen)=情熱 × 唯一無二の愛情野菜 → ♾️
私は理系なので(1)式みたいな計算・パズル系で進めていく作業が大好きです。
そして、島クリエイトや牧場ライフのゲームのように、
自分の好みで好きなようにできるって、結構楽しくないですか?キモイですかね?ごめんなさい。
とはいえ、やり方・やる量・やる前提次第で結果は無限大の可能性を秘めています。
人それぞれ違った楽しみ方ができると思いますので、
レンタル畑の年間使用料はとっとと回収するゲームと考えていくと楽しいですよ。
2-3. 10万円分の野菜を作るためには、具体的にどうすればよい?
結論から言うと、
単価の高い野菜を、必要な面積植えるとOK
例)単価の高いさつまいも500 円/kg × 生産量 20 kg/坪 × 10坪以上 = 10万円以上
です。
先にご紹介したとおりで、
- 単価(1kgあたりの価格)が高い野菜ほど、目標達成!
- 収量(1m2あたりの収穫量)が大きい野菜ほど、目標達成!
- 回転数(収穫までの日数が短く、何度も植えられる)が多い野菜ほど、目標達成!
という考え方をもとに、10万円の野菜を育てるための野菜選びをしましょう。
といっても、これをいちいち計算していくのも面倒ですよね?
なので、私がコスパ表にまとめておきました。
(3年前くらいに統計データを見ながら整理したので、またタイミングをみて更新します。)

※こちらの表は、農林水産省の統計データをもとに私が計算していますが、地域やその年の気温、工夫によって数値は大きく前後します。あくまで目安とお考えください
この表より、面積あたり収穫量をyenで換算すると、数千円〜数万円と差が大きいことがわかります。
その中でもミニトマト・さつまいも・生姜がトップ3であることがわかりました。
この勝利の要因は、単価が高く、収量[kg/m2]も大きいことです。
単純計算ですが、例えば、10坪のレンタル畑を借りて、通路等で使えない面積が2坪を除いた8坪に
・ミニトマト×3坪=3万円
・さつまいも×3坪=3万円
・生姜×2坪=4万円
を植えて無事に育てば、目標を達成できる計算になります。
まずは、紙の上では十分に目標を達成することができそうです。おめでとう!!
ちなみに、うちの畑の場合、1畝でさつまいもを50kg以上を毎年収穫していますので、計算よりは若干劣るものの、割と近い量が収穫できています。
生姜は土がついた状態でお隣さんに持っていったときはとても喜んでもらえました。
「スーパーの新生姜よりも新生姜!」と名言(or 迷言)をいただき、私も鼻高々な嬉しい経験です。
加えてですが、これらのミニトマト・さつまいも・生姜は全て春〜秋にかけて栽培する野菜です。
ですので、冬に大根やネギ、玉ねぎなどを栽培すると、さらに収穫量を増やすことができます。
例えばですが、
・ミニトマトの後作に、キャベツ×3坪=0.45万円
・さつまいもの後作に、玉ねぎ×3坪=1.5万円
・生姜の後作に、葉物野菜×2坪=0.45万円
というふうにすると、年間10万円分という目標を十分に越えられます。
2-4. 注意事項:コスパだけにこだわる必要もない
このように、コスパの良い野菜を育てることで、
目標の年間10万円の野菜というのは十分達成できることがわかりました。
ですが、私、実はコスパのよくないブロッコリーも毎年育ててます。だって、好きなので。
脇芽がでてきて、冬〜春に長く楽しむことができます。
ジャガイモも個人的には好きで、春植えと秋植えで楽しんでいます。
オススメ品種は、インカの目覚め。茹でただけでも濃厚な味で美味しいですよー。
コスパで全てを決めるのも、実はもったいないです。
このように、経済合理性を考えるとコスパの良い野菜を選べばよいのですが、
収穫量(yen)=好きな野菜 × 家族でその野菜が好きな人数
収穫量(yen)=情熱 × 唯一無二の愛情野菜 → ♾️
という目線も重要だと思います。
自分と大好きな家族が好きな野菜を育てることも大切な視点です。
それも無農薬であれば安心して食卓に出すこともできます。
ですので、コスパ表は例として出しましたが、あとは自由です。
みなさんが自由に決めてOKなのです。
自分で愛情をかけて育てた野菜はプライスレス。
ぜひ自分流にアレンジして計画してみてくださいね。この作業が一番楽しいです。
3. おわりに。
本当に素人が10万円分の野菜なんて作れるの?
ー その質問への答えは、「やってみないとわからないし、きっとやればできる。」
というか、「できるまでやれば、できる!!」です。私は本気でそう考えてます。
何事も最初からうまくできる人は稀です。一歩ずつ階段をあがりながら積み上げていきましょう。
そして、「そもそも私が愛情こめた野菜を10万円なんて安い価格ではつかないから。笑」と、
自分に自信を持っていきましょう!皆さんの”取り組む前提”も大切なスタートラインです。
では、次は、「#02 趣味に畑・家庭菜園をオススメする理由12」でお会いしましょう!
